とくしまマラソン実走中止に思うこと

ひとりごと

今日はとくしまマラソン2022の実走日、とりあえずハーフは走ってきました。

YSK-Projectとしてはとくしまマラソンへ向けて1人のランナーを完走させるミッションがあったので、それなりのモチベーションはありました。
それでもここまで喪失感があるものだろうか、なんてことをはじめは思いました。

実走が中止になる可能性についてはある程度覚悟はしてました。ただ実走組をオンラインに切り替えるなら、3月4日からのもともとオンラインで設定していた期間でやる方が、素人目には経費も混乱も生まないのではと思っていたので、ここまで決断に時間がかかったのは、本当に実走できる可能性をギリギリまで探ってくれてたんじゃないかと、勝手に思っております。

様々な意見があると思いますが、マラソンの大会は準備に1番お金がかかるイベントです。人件費はもちろん、景品だって中止になったからやっぱなしね、というわけにはいかないのです。
実行委員会が毎回解散するってわけでもないと思うので、中止になってからは極力お金のかからない方法で、締めくくる必要はあるかと思いますが。
だから個人的には、返金が一体いくらの額になるのかって話は、わりとどうでもいいです。

また、東京がやったからとくしまもって話も心情としてはありますが、それぞれの状況があるので仕方ないことなのかなと思います。ただ、東京にできた準備ととくしまにできなかった準備があるとしたら、それは次回以降に活かしていただきたいです。

自分が何のために走っているのかってことも考えてました。
ボクは1人のランナーを完走させるっていうミッションをもって毎週走ってましたが、もともと今の活動を始めたのは、自分のメンタルを健康に保つため、続ける習慣を身につけるため、またそれらを他人と共有するためでした。
でも完走ミッションが始まってからは誰かと走る楽しさも改めて感じました。
だからこそ、とくしまマラソンという目標が失われたことが辛かったんだと思います。
しかし、こんな状況ですからレースにモチベーションの比重を置くのは、自分のメンタルにとってはリスクなんだなとも感じました。

走るのはあくまで自分のメンタルのため。やはりこれこそがボクが走る理由です。
レースがあるとかないとか、一緒に走ってくれる人がいるとかいないとか、そんなことはボクにはコントロールできないのです。
だからボクは、自分のために走ります。ボクにコントロールできるのは、ボクだけです。

しかし一方で、今回のミッションは2021年の秋からスタートして、寒い寒いといいつつ冬の間も2人で走ってきました。よく冬季鬱みたいな話も聞くし、ボク自身にも覚えがありますが、この冬はうまくやり過ごせました。そういった意味では、ランニングが自信にもたらすもの、複数で走ることの楽さや継続のしやすさを感じています。

また、今日はフルマラソンとは言わないまでも、2人でハーフを走り切れたこと、期間中に残りを走り切る約束ができたことは今回のミッションの成果と言えるのではないでしょうか。

実走が中止になり残念な気持ちもありますが、ボク自身はそれに匹敵する成果を得られていると思います。

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